キュレーション 王者グーグルを追う人力の新興勢力
情報が氾濫しすぎたいま、本当に求める情報に到達するのは難しくなってしまった。しかも、欲する情報は1つとは限らない。何十回と検索を繰り返して、やっと調べものが終わった、という経験は多いはず。そんな徒労を先に済ませておいてくれたらどんなに楽か。そこで注目が集まっているのが「キュレーション」である。
キュレーションに明確な定義はないが、「情報をあるテーマに基づいて収集し、それ自体にコンテンツとしての価値を持たせて共有すること」。いわゆる、関連する情報へのリンクを集めた「まとめサイト」がそれにあたる。語源は英単語の「Curator(キュレーター)」。もともとは博物館や美術館などで、展覧会を企画し、展示物を整理し見やすく展示する専門職を指す。転じてネット上では、情報をまとめる人のことをキュレーター、まとめることをキュレーションと言うようになった。
日本のケータイが「ガラパゴス化」した本当の理由
日本のメーカーにiPhoneに対抗するケータイが作れない一番の原因は、いろいろとあるが、もっとも致命的なのは「ターゲットにしている市場が小さすぎる」ことにある。こんな状況では、ソフトウェアの開発に莫大な資金を費やすことは到底無理だし、部材の調達コストもAppleよりもはるかに高くなる。
分かりやすく言えば、「世界を相手に巨大なビジネスをしているハリウッドには、日本市場だけをターゲットにしている日本の映画業界は予算面だけ見てもかなうわけがない」のと全く同じ状況が日本のケータイ業界に起こっているのである。
ということで、再度繰り返すが、日本のケータイ・メーカーがこんな状況になってしまったのは、独自規格のためなんかではなく、ドコモからの「調達」という甘い蜜に飼いならされた日本のメーカーの経営陣が、2000年代の前半にリスク覚悟で海外に本気で進出する、という戦略を取らなかった・取れなかったことにある。言い換えれば、ケータイがガラパゴス化したから負けたのではなく、経営陣が(肉食獣のいない島国で)ガラパゴス化したから負けたのである。
iPhone向け音楽アプリを安価に開発 アプリの制作・配信プラットフォーム「BOQS」
バウンディとクアドラングルは、スマートフォン向けアルバム型ミュージックアプリの制作・配信プラットフォーム「BOQS」を発表した。料金は1アプリ5万円から。
BOQSは、音源や写真といった素材を用意してデザインを選択するだけで、アプリ制作に関する知識がなくても容易にiPhone向け有料ミュージックアプリを制作できるソリューション。また、App Storeへの登録・審査の代行、料金回収、JASRACへの著作権料支払いまでをワンストップで提供する。
アプリには、アルバムのすべての楽曲とミュージックビデオに加え、曲の再生に合わせた歌詞閲覧機能や英語詞の日本語対訳、写真集、詳細なバイオグラフィ、ディスコグラフィなどが含まれ、Twitterやオフィシャルホームページとの連携も可能だ。
スマホユーザー5万人が選ぶiPhone/Android向け「オリコンアプリランキング」
オリコンは、スマートフォンユーザー5万人への調査にもとづくアプリ満足度ランキングサイト「オリコンアプリランキング」(外部リンク)を公開した。
オリコンアプリランキングでは、iPhoneアプリとAndroidアプリを22のメインカテゴリと、ゲーム専用の11のサブカテゴリに分け、それぞれのカテゴリでランキングを掲載する。また、「お店探しに便利なアプリランキング」といったシーン別ランキングも8シーン分用意した。
メインカテゴリは、電子書籍・コミック、ゲーム、教育・学習、ファイナンス、エンターテインメント、健康、仕事効率化、写真、スポーツ、SNS、天気、地図、交通・乗換情報、ニュース、音楽・動画、便利ツール、旅行、ショッピング、待受け・デコレーション、占い・診断、芸能・グラビア、グルメ・レシピの22カテゴリ。
なお、ゲームについては、育成・シミュレーション、アクション、RPG、アドベンチャー、ボード・カード、学習・クイズ、パズル、ギャンブル、スポーツ・レース、キッズ・ファミリー、ミュージックの11のサブカテゴリに分かれている。
シーン別ジャンルは、「お店探しに便利なアプリ」「移動中、手軽に使えるアプリ」「飲み会を盛り上げるアプリ」「ビジネスに役立つアプリ」「友だちを作る、探せるアプリ」「寝る前に使えるアプリ」「家事を助けるアプリ」「女性に嬉しいアプリ」の8シーン。
電子書籍:世界標準、日本語も対応 EPUB縦書き可能に
米電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(IDPF)」の電子書籍の閲覧方式「EPUB(イーパブ)」が来年5月、日本語に正式対応することが28日、分かった。米アップルの「iPad」が採用するなど事実上の世界標準となっているが、日本語などの縦書きを想定しておらず、国内では普及していなかった。日本語対応したイーパブを国内の出版社や電子書籍端末のメーカーが採用すれば、開発にかかる時間や費用を大幅に抑えられ、電子書籍のさらなる普及に道を開くことになる。
Appleとそのアプリケーションがプライバシー侵犯で集団訴訟へ
Appleのプライバシーポリシーは、この問題に直接言及しているが、しかしAppleの行為を具体的に制限してはいないため、Appleやそのアプリケーションは、やろうと思えばいろんなことができる。訴訟が問題にしているのは、この点だ。また、Appleが今たまたま最大のターゲットになっているだけで、類似の問題を抱える企業はほかにいくつもある。訴状は曰く、PandoraやThe Weather Channelなどが集めた“非個人情報”から、容易に個人を同定することができる。
いくつかの鍵となる情報から個人を同定できることは、よくある。たとえば、Paul OhmがLatanya Sweeneyから引用している研究によれば、誕生日と性別とZIPコードが分かれば、ほとんどのアメリカ人を同定できる。これらの情報は、多くの人が、Web上で何度も入力したことがあるだろう。
個人を同定して一体何をする気だ、と居直りたい気分もあるが、しかし、プライバシーの性質や個人情報の価値が時代とともにどれだけ変わっても、やはりどうしても”悪用される”という心配がつねにつきまとう。






